“中国の自由の女神” 周庭さんの素顔

【TBS NEWS 報道特集】(2019年8月31日放送より)

国家安全法違反の疑いで香港で逮捕され、8月11日深夜に保釈された民主活動家・周庭氏。雨傘運動をへて、民主自決を掲げ仲間とともに民主派団体「デモシスト」を結成。一方、一人カラオケでJPOPを歌い、日本のアニメやバラエティ番組を好む自称「オタク」の一面も。報道特集では香港、東京でたびたび周氏を取材してきました。

香港の民主活動家、周庭(英語名アグネス・チョウ)氏(23)が11日、毎日新聞などの取材に応じた。香港政府は、民主派が同日に始めた立法会(議会)議員選挙の予備選について、国家安全維持法(国安法)違反の疑いがあると指摘しており、有権者の萎縮が懸念されている。周氏は「市民は怖がらず、諦めず、投票という形で意思を示してほしい」と投票に行くよう呼びかけた。【撮影・福岡静哉】2020年7月11日公開

 香港の西九竜裁判所は2020年8月5日、警察本部を包囲するデモに参加し、デモ参加者を扇動した罪などに問われた民主活動家、周庭(アグネス・チョウ)氏を有罪と認定した。量刑は12月にも言い渡される。周氏は記者会見で「収監される可能性もあるが、香港の民主化運動に参加できることは光栄だ」と語った。

【朝日新聞】香港の周庭氏に有罪(2020年8月5日)
 香港の西九竜裁判所は5日、警察本部を包囲するデモに参加し、デモ参加者を扇動した罪などに問われた民主活動家、周庭(アグネス・チョウ)氏を有罪と認定した。量刑は12月にも言い渡される。周氏は記者会見で「収監される可能性もあるが、香港の民主化運動に参加できることは光栄だ」と語った。
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【WEDGE Infinity】(2019年1月9日)

「香港はめっちゃバカバカしいことばかり。でも絶対に沈黙しない、最後の最後まで」

香港雨傘運動の「女神」が語った中国への抵抗の決意

香港雨傘運動で中心的な役割を担い、「民主の女神」とも称される周庭(アグネス・チョウ)さん。中国の圧力が強まり、存亡の危機に瀕していると言われる香港の民主。周庭さんはその現状をどう捉えているのか。ジャーナリストの野嶋剛さんが、その本音に迫った。 周庭さん(筆者撮影)

香港政党「香港衆志(デモシスト)」常務委員
周庭さん(22)インタビュー

欅坂46の「不協和音」の歌詞に共感

野嶋:年末から年始にかけて、複数の香港関係のイベントに参加されて、日本で過ごしたようですね。日本滞在はいかがですか。

周:めっちゃ楽しんでます。昨日(2日)は1人カラオケで4時間熱唱しました。香港のカラオケでは日本の歌が少ないので日本では必ずカラオケに行ってます。J-POPをよく歌います。欅坂46が好きです。彼女たちの歌には社会性や叛逆性があるように思います。「不協和音」という歌が特に好きで、「僕はyes と言わない 首を縦に振らない まわりの誰もが頷いたとしても 僕はyes と言わない 絶対 沈黙しない 最後の最後まで抵抗し続ける」という歌詞にすごく共感し、自分たち(香港の若者)のことのように勝手に感じています。昨年(習近平の香港訪問の際の抗議行動で)警察に30時間拘束されたときも拘置所でこの歌を歌っていました。今年の大晦日、紅白歌合戦をみましたが、センターの平手友梨奈さんが怪我で出ておらず、とても心配してます。

野嶋:香港では、約束された「普通選挙(1人1票の民主的な方法で指導者=香港行政長官を選ぶこと)」の実施は反故にされ、香港基本法の解釈権も中国の全人代にあることが明確にされ、香港の「高度な自治」は脅かされています。それだけではなく、習近平国家主席が香港返還20周年の一昨年、香港を訪問して「中央の権力と香港基本法に挑戦する行動は決して許さない」と演説して以来、香港政府は全力をあげて民主化運動を押さえ込みにかかっています。香港社会にどうにもならない無力感というものはありませんか。

周:本当に香港ではいま、めっちゃばかばかしいことばかりが起きています。香港の一国二制度はもうダメになっていて「一国一・五制度」になっています。確かに市民の中では、もうだめ、無理、という感覚は強くなっていますね。雨傘運動みたいに大きな運動をやっても政府は動じなかった。日本には市民投票の制度がありますね。本当に羨ましいです。もし雨傘運動のときに香港に市民投票があったら状況は今日とは全然違っていたと思います。では、どうすればいいのかわからないという気持ちになるし、香港の市民も複雑な思いがあると思います。でも、私たちが諦めたら終わりになってしまう。「絶対に沈黙しない、最後の最後まで」の決意で闘っていきます。

周:本当に香港ではいま、めっちゃばかばかしいことばかりが起きています。香港の一国二制度はもうダメになっていて「一国一・五制度」になっています。確かに市民の中では、もうだめ、無理、という感覚は強くなっていますね。雨傘運動みたいに大きな運動をやっても政府は動じなかった。日本には市民投票の制度がありますね。本当に羨ましいです。もし雨傘運動のときに香港に市民投票があったら状況は今日とは全然違っていたと思います。では、どうすればいいのかわからないという気持ちになるし、香港の市民も複雑な思いがあると思います。でも、私たちが諦めたら終わりになってしまう。「絶対に沈黙しない、最後の最後まで」の決意で闘っていきます。
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