アグネス・チャンさん「香港は民主的国家」、香港デモの周庭さん「アグネス・チャンさん、困ります」、評論家の金美齢さん「アグネス・チャンは卑怯」

「香港のアグネス」と言えば、年配の方々は1972年に「ひなげしの花」で日本デビューしたアグネス・チャン(64)を思い浮かべることでしょう。しかし、今は香港民主化の「女神」とも称される、周庭(英名・アグネス・チョウ)さん(23)でしょうね。
その周庭さんが同じ名前のアグネス・チャンを迷惑に感じているようなのです。「週刊新潮 2020年1月23日号」が伝えました。

 香港で学生運動の先頭に立ち、「女神」と呼ばれる周庭さん(23)は、戸惑いを隠さない。

「5年前、日本のテレビで雨傘運動について聞かれた際のアグネス・チャンさんの発言は、親中派の意見でした。彼女は“雨傘運動が民主主義を破壊する”“いまの香港は民主的”と。彼女は“香港の選挙システムは民主的で問題ない”とも言っていましたが、明らかに事実と異なります。彼女は有名人で発信力があるので、発言するなら現状を理解してからにすべきだと思います。いまもまだ理解していないなら、なにも言わないほうがいい。日本で香港にアイデンティティがある人として発言されたら、香港人は困ります」

香港に差し迫っている危機感や現状も理解しないで、嘘やきれいごとを言うなというわけです。片や民主化運動の先頭に立ち香港政府や中国共産党と対立する「民主派」、片や民主化運動に批判的な「親中派」ですから、立ち位置は正反対ですね。

 彼女(アグネス・チャン)と論争経験のある評論家の金美齢さんは、怒りをあらわにする。

「一国二制度はすでになし崩し状態で、香港は中国に取り込まれようとしています。そんな中、中国軍が簡単に攻め入ってこられる環境にもかかわらず、若者たちは勇気を出して立ち上がったのに、香港生まれ香港育ちで、これだけ発信力がある人が口をつぐむなんて、私にいわせれば卑怯でしかありません」

 中国問題グローバル研究所の遠藤誉所長に聞くと、

「一般的な香港の著名人は、デモに関して黙るしかない状況にあります。北京政府にとって好ましくない発言をすれば、中国での活動は一切できず、仕事やイベントが予定されていてもキャンセルになり、入国すらできなくなります。特に富裕層は北京政府との結びつきが強固。アグネスさんのおかあさまが香港に住まわれていて、かつ富裕層であるならば、ますますデモについては発言できないと思います」

アグネス・チャンと言えば、日本ユニセフ協会大使を務め、高級住宅街・広尾の豪邸に住んでいることから、いろんな憶測を呼んで日本ユニセフやアグネス本人の偽善を疑う発言や批判が相次ぎました。アグネスはまた、あの創価学会の首魁・池田大作とも親交があるほか、中国共産党とも通じているとして「スパイ説」「工作員説」までネットでは飛び交っています。

アグネス・チャンの香港に関する発言内容を見れば、「親中派」であることは歴然としています。
アグネス・チャンの本名は、陳 美齡(チャン・メイリン)で、英名がアグネス・チャン。
香港民主化デモをめぐって、奇しくも名前が似ているアグネス・チョウ(舟庭)さんと金 美齢(キン・ビレイ)さんの二人から批判されるというのも、皮肉な話です。

「香港の現状を理解していないアグネス・チャンさんは何も言わないで!」
「香港への愛情はないの?香港が死にかけているのに、きれいごとばかり言ってるんじゃありませんよ!」

お二人の声が聞こえてくるようです。

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