党内で改憲の意識調査を=自民・石破氏
最近、安倍派との違いを鮮明にしたいとマスコミに度々意見を出し、波風を立てている自民党の石破茂元幹事長は11日、岐阜市内で講演し、憲法改正について「(党所属の)衆参両院議員が『自分はこれが大事だと思う』という意識調査をすべきではないか」と指摘した。
石破氏は、先の衆院選の党公約で掲げた「自衛隊規定の追加」「教育無償化」など四つの改憲項目に加え、「それ以外にも論点があるのではないか。そういうステップを設けた方がより良い」と語った。 (2017/11/11-18:24)
石破氏の狙いはどこにあるのかわからないが、自民党も一枚岩ではないということを有権者に示すことで支持層を拡げ、時期首相候補に名乗り出るための派閥を作りやすくすると共に、最近急接近中のマスコミを見方につけたいとの思惑も垣間見える。
しかし、石破氏があがけばあがくほど、国民からの圧倒的支持を集める安倍首相との関係も冷え込むものと予想され、寝返りが得意な今後の石破氏の去就が注目される。
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