「南京事件」発言の教師を擁護した女性、精神病院へ送られる。本人はSOSを求めていたとの情報も 中国
日中戦争の最中、1937年に起きた「南京事件」をめぐり、犠牲者が30万人に及んだとされる中国側の見解に疑問を呈した専門学校の教師が除籍処分となった騒動で、SNS上でこの教師を庇う発言をした女性・李田田さんが精神病院に入院させられた。
中国メディアは「うつ病のため」などとしている一方で、本人は入院を拒否していたとの情報もある。© ハフポスト日本版
■事件のあらまし
この騒動は、ネットに投稿されたある動画がきっかけだ。
12月14日、上海にある専門学校「震旦学院」で、女性教師が「南京事件」をめぐり、犠牲者が30万人に上るという中国側の見解について「データはない」などと疑問を呈した。この様子を捉えた動画が拡散され、2日後の16日、この教師は除籍処分とされた。
南京事件の犠牲者数をめぐっては、日本側と中国側で主張が異なる。日本の外務省は「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えています。しかしながら、被害者の具体的な人数については諸説あり、政府としてどれが正しい数かを認定することは困難」という見方を示している。
中国共産党政府が、当時の南京市民以上の人数が殺害されたなどと言う荒唐無稽の数字をでっち上げたことは明々白々であるにも関わらず、数字には疑問が残ると述べただけで、教師は除籍の上、行方不明(良くて収容所、悪くすると、治安維持法によって即日○○)、その教師を擁護した人を精神病院送りと、中国政府の異常性がよくわかる事件が起きた。
この中共政府による人権弾圧について、いつもは大騒ぎする日本のマスコミやコミュニスト、フェミニスト等の団体や評論家の方々からは、一切声は上がっていないようだ。どなたか、見つけられた方は、ご連絡ください。
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