「名こそ惜しけれ」~鎌倉武士の生き方
司馬遼太郎の国のかたちの放送があった。農民から生まれた鎌倉武士の成り立ちが日本人のDNAに大きな影響を与えた。名を惜しむと言う高い倫理観は人間の芸術品とも言える日本人を育てた。公の為に骨身を惜しまない。その武士の魂が明治の近代化を推し進めたと分析する。
日清、日露の戦いの勝利も武士の精神が発揮され、小さな日本が大国に伍していく様を坂の上の雲で描いた。日清、日露は大陸への侵略と見ていた当時の軍国主義批判の見方を変え、その逞しさに視点を当て明治の人の素晴らしさを世に広めることになった。
ところが日露戦争が終わって満足のある講和ができないと知った民衆が日比谷焼き打ち事件を起こしてからおかしくなったと言う。そして統帥権の乱用により日 本は画一的な人間集団となってしまい、戦いにも敗れた。しかし大東亜戦争は日清、日露とは遥かに巨大な敵、欧米諸国、中国と対峙させられたのだ。
Fumiko Fukazawa 命おしむな名こそおしめ♬
俵星玄蕃の歌詞にあるますよね〜
俵星玄蕃の歌詞にあるますよね〜
澤間 譲治 司馬遼太郎の歴史を観るメガネは日露戦争以降、特に昭和について観る時、明らかに曇っていたと思いますし、古代、特に神話や天皇と言う存在が隅に追いやられている様に思われます!!
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