中国 ブータン東部の野生生物保護区で領有権を主張

【NHK】中国との国境が画定していないヒマラヤの王国ブータンに対し、中国が、東部にある野生生物の保護区の領有権を主張したことがわかりました。この地域への領有権の主張は公式には初めてとみられ、周辺国の警戒感が一層強まりそうです。

途上国の環境対策を支援する国際機関「地球環境ファシリティ」の議事録によりますと、先月の会合で中国側の代表が、ブータン東部の「サクテン野生生物保護区」について、「中国との国境協議で議題となっている係争地帯だ」と述べ、領有権を主張したということです。

これに対し、ブータン側の代表は「保護区は不可分の領土で、議題にのぼったことはない」と反論したということです。

ブータン政府によりますと、この保護区は広さ650平方キロメートルの自然豊かな地域で、2003年から整備され、観光客も受け入れています。

両国は国境が画定しておらず、1984年以降、24回にわたり協議を重ねてきましたが、複数の専門家によりますと、対象は西部と中部の係争地帯にとどまり、東部は対象外だったということで、中国によるこの地域への領有権の主張は公式には初めてとみられます。

3年前には、中国がブータン西部の係争地帯で道路の建設を進めたことから、ブータンに影響力を持つインドが軍を展開し、中印が2か月余りにわたって対じする事態となりました。

中国の動きについて、外交筋は「インドへのけん制とともに、一方的な現状変更の試みの一つではないか」と指摘していて、中国と領有権争いを抱える周辺国の警戒感が一層強まりそうです。

中国外務省「ブータンとの国境はいまだ画定せず」

これについて、中国外務省の汪文斌報道官は21日の記者会見で、「中国とブータンの国境は、いまだに画定しておらず、東部や中部、それに西部で長い間、争いが存在してきた」と述べ、ブータン東部についても、領有権をめぐる争いがあると主張しました。

そのうえで、「中国は、双方の協議によって国境の問題を一括して解決することを主張してきた。国際的な場で双方の領土をめぐる争いについて触れることに反対する」と述べ、国際会議などの場所で、今回の問題を提起しないよう、くぎを刺しました。

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中国の領土拡張意欲に迷惑する周辺国

中国と領土を接する国14か国と、領海を接する国4か国、そして、領土領海問題を抱える全ての国々は、中国の明確な領土拡張意欲に対して、手を組んでノーと主張すべきだ。中国が現状維持を受けれれば、何も問題は起きず、周辺国にとっては平和であり、何の諍いも起きないのに、中共の貪欲な際限のない欲望が、大きな問題を引き起こし、周辺国を嫌な気持ちにさせる。

そして、油断すれば、国を奪われ、亡国の民として、民族浄化が行われ、抵抗すれば、数百万人規模で強制収容所(思想浄化刑務所)に送られる。
何年も、家族と離れ離れで過ごしている間に、いろいろな理由をつけてその家庭に入り込み、一緒に寝泊まりし、傍若無人に振る舞い、全てを奪っていく。
民族浄化と言うきれいそうな言葉の実態は、人間の尊厳を根底から奪うひどいものなのだ。先日英国の首相が言った「中共政府に対して、吐き気を催す」と言う言葉の真意を知れば、誰でも同じ気持ちになるだろう。
昔、日本のシベリア抑留軍人に対して行われた担白(たんばい)と言う洗脳が行われ、日本人みんなが騙されるに至ったが、共産主義者たちは、人を人とも思わない非道な手段を使ったあの手この手で、敵対するものたちを、その存在から破壊していく。

それにしても、中共政府になって以降、チベット国の侵略に端を発した領土拡張意欲は、まことに目に余るものがある。迷惑を被っている周辺国は、みんなが手を組んで、みんなで意見を言っていくべきだ。それにより、世界中が中共と言う共産主義集団の問題を共有する。

領土を接する国:北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)、 ロシア、蒙古(モンゴル)、カザフスタン、キリギスタン、タジキスタン、アフガニスタン、 パキスタン、インド、ネパール、ブータン、ミャンマー、ラオス、ベトナム
領海を接する国:日本、台湾、フィリピン、ブルネイ
その他の領土領海領空問題を抱える国:マレーシア、インドネシア、シンガポール、パラオ、オーストラリアなど
既に侵略された国々:チベット、東トルキスタン(ウイグル)、南モンゴル

モンゴル人を大量「虐殺」 記憶遺産に値する中国の罪

<文化大革命で「中国の敵」として殺された親日派の遊牧民。旧宗主国・日本に刺さる「満蒙を忘れないで」の叫び>

昨年11月、南モンゴル(中国内モンゴル自治区)の民主運動家約150人が東京に集まり、連帯組織「クリルタイ」を結成して半年以上が過ぎた。

あえて東京で結成したのは、大日本帝国がかつてモンゴル人の故郷に満州国と蒙疆政権を樹立したから。フランスが旧宗主国としてアフリカ各国の政治に関わるように、日本の関与をモンゴル人たちも求めている。

今月初め、クリルタイは再び東京に集結。永田町の参議院議員会館で会見を行った。なかでも注目は、66~76年の中国の文化大革命期に内モンゴルで起きた大量虐殺・拷問に関する記録についてユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界記憶遺産登録を目指すと発表したことだ。既に研究者によって公開された膨大な第1次史料の収集をさらに進め、英語に翻訳。来年6月までに申請するという。

史料によると、文革時の内モンゴルには150万人近くのモンゴル人が暮らしていたが、そのうち34万人が逮捕され、2万7900人が拷問を受けて殺害され、12万人に身体障害が残ったという。障害を負わされてからしばらくした後に亡くなった「遅れた死」を含めると、死者数は10万人以上との報告もある。

【参考記事】習近平が私営企業に押す「共産党印」の不安

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