アメリカの正義とは

11951210_827787550651237_8315520327056601687_nカメラのある時代でこれだから、近代に行われたネイティブアメリカンへの仕打ちは、さぞや酷かったのだろう。

歴史から消されたハイチ事件/米国の行った本当の南京大虐殺
アメリカ黄金時代の1915年7月28日。米国の利益を侵害したという口実の下に、米国陸戦隊が突如として、人口230万人のカリブの小国ハイチのポートオブプリンス市に上陸した。背景は米国のナショナルシチー銀行の利益を擁護する為ということであった。

当時、ハイチでは暴動が起こり、米国の不当な圧力に屈した大統領を虐殺する事件が起こっていた。米国はハイチに砲艦を乗り付け、ハイチ国立銀行から保管する50万ドルを略奪した。まさしく国自体が銀行強盗まがいのことをやっていたのである。

本来の目的はこれで終わっていたのかも知れないが、これで終わらなかった。占領司令官ケーバアトンは、銃剣の威嚇を持って条約の締結を迫り、暴力をもって輸出港全部の税関を占領し、ほしいままに国立銀行の国幣を押収し、その全部を自己の名義に切り替えた。

それだけではなく、この占領軍は、殺人、強盗、略奪、放火、強姦を一つとして行わないものはなく、小児や、婦人や、病人などの不具者を惨殺するのみなら ず、死者の遺骸に対してもあらゆる侮辱を加えた。野を焼き、村を焼き、家畜を焼き、人を焼き、子供を焼いた。当時アメリカ人はよくリンチをした。特にお気 に入りだったのが黒人焚火(写真)。それをハイチで行っていたのだ。

この残虐なハイチへの侵攻はなんと2年半も続いた。その間、農民は無報酬で酷使され、キューバへ逃亡する者も多数でた。アメリカの言うところの「正義と人 道」はこの事件の中において欠片もなかった。これこそがまさに侵略なのであって、虐殺事件なのである。アメリカ人は自分達の都合の悪いことは直に忘れる。

そして他国が行ったことを直に批難することを忘れない。70年前の戦争のことをいつまでも談話で発表する総理、いかがなものでしょう。一度尊敬するアメリカの真似をしてみたらいかがかと思うのですが…

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