河村市長、知事辞職勧告を請願 「今やる事か」朝日が批判
【朝日新聞】 名古屋市の河村たかし市長が25日、愛知県議会に、大村秀章知事への辞職勧告決議を求める請願書を提出した。国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の運営をめぐって対立する両氏だが、県議会を巻き込もうとする河村氏の行動に批判的な声が相次いだ。
河村氏は県議会事務局を訪れ、大村氏の芸術祭の運営姿勢などを問題視して辞職勧告決議を求める請願書を提出。その後、記者団に「議会が議論すべきなのにしない。税金であのような展示をやっていいのか議論していただきたい」と述べ、県議会での議論を促す目的で請願書を出したと説明した。河村氏は、芸術祭の企画展「表現の不自由展・その後」の展示内容と、大村氏の運営姿勢が独断だったと問題視している。
県議会事務局によると、請願の採択の可否は近く開く議会運営委員会で審議される予定だ。県議会では7月、大村氏へのリコール署名活動をしている美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が提出した大村氏への不信任決議を求める請願を不採択とした経緯がある。最大会派の自民党の県議は「今回も同様の趣旨であり、同様の対応になるだろう」と、不採択の見通しを示している…
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デヴィ夫人「大村知事、あなたは日本人ですか?」
大村知事リコール運動1カ月…高須院長らが怒りの会見! デヴィ夫人「大村知事、あなたは日本人ですか?」 百田尚樹氏「愛知メディアのみなさん、記事にする気ありますか?」
愛知県の大村秀章知事に対するリコール運動を展開している「高須クリニック」の高須克弥院長は25日夜、運動開始から1カ月を迎え、名古屋市内で記者会見を開いた。賛同する元インドネシア大統領夫人のデヴィ・スカルノ氏や、名古屋市の河村たかし市長らも参加。税金が投入された昨年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で、昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏みつけるような映像作品などの公開を認めた大村知事の責任を追及した。 「支援者はすごくたくさん集まっている」「街に出て触れあうと、全員が署名してくれる」 高須氏は会見で、こう語った。 「『お辞め下さい大村秀章愛知県知事』 愛知100万人リコールの会」事務局によると、現在、7万人強の受任者への署名用紙の発送が進んでいる。資金を募るクラウドファンディングには、24日時点で全国から約2500人が応じた。 8月末、多数のフォロワー数を持つ著名人らが、「署名参加者の個人情報が漏洩(ろうえい)する」などとデマを投稿した件をめぐり、投稿者らを愛知県警に刑事告発したことや、ホームページへのサイバー攻撃について、告発準備をしていることなども報告された。 高須院長は「攻撃されたおかげで出足が遅れている。今から伸びていくところ」と語ったうえで、地元メディアで運動があまり報道されない点も問題視し、「愛知県だけが『情報鎖国』になり、僕たちの意見が届かない」「運動をしていることを分かっていない人が大多数ですごく悔しい」と心境を明かした。
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