「日本の降伏により、日本軍に占領されていた中国や東南アジアの人々は解放をよろこびました」を詳細に書くとどうなるか?

日本が負けた事でアジア諸国が解放されたというのは本当か?

今回は、大東亜戦争で日本が負けた後、アジア諸国はどうなったのかという話をしていこうと思います。

 中学校の歴史の教科書なんかでは「日本の降伏で第二次世界大戦は終わり、植民地とされた朝鮮や台湾、日本軍に占領されていた中国や東南アジアの人々は解放をよろこびました」
みたいに書いてある事が多いんですけど果たしてこれは本当でしょうか?。
教科書に嘘なんか書いてあるはず無いじゃないかと思いますよね。
確かに100%の嘘ではないんです。ただ、圧倒的に言葉が足りないんです。

 さっきの文章をカッコつきで正しく直すと次のようになります。

日本の降伏で第2次世界大戦は終わり、統治下にあった朝鮮
(では米ソ対立で国が真っ二つに割れ)
台湾では(共産党に追い出されて逃げてきた国民党軍による虐殺が行われ)
日本軍に(一時)占領されていた東南アジアでは(日本敗退後、再び植民地化しに戻ってきた白人と独立戦争でこれに勝利し)開放を喜びました。

どうですか、言葉をちゃんと補ってやるとイメージがだいぶ変わりませんか?
これがウソをつかずに人を騙す方法なんです。要は都合の悪い事は言わない書かないってことですね。

 前者の文だとまるで日本が悪の侵略国家で連合国軍に叩き潰された事によってアジア諸国が独立出来たんだという風に聞こえますよね。ところが実際は全く違うわけです。むしろ連合国は日本がいなくなった後侵略しに戻って来てるわけですからね。

 大東亜会議の話をしたときなんかにも言いましたが戦時中、日本軍が白人諸国を一時的にとはいえ追い出した事によってビルマ、フィリピンが独立宣言を行いました。
さらにインドはシンガポールに自由インド仮政府を樹立、インドネシアも終戦とほぼ同時期に独立宣言を出しています。しかし、日本が負けた事により日本軍という盾が無くなった結果、これらの国々は自らの力で白人侵略国家と向かい合わなければならない状況に追い込まれます。
白人達からしたら植民地だった所を放棄するつもりはさらさらありませんでしたからね。厄介な日本軍さえいなければ現地人を軍事力で簡単に従わせられると思っていました。だから軍隊を送り込んで大東亜戦争以前の植民地に戻そうとしたんですね。


ところが実際には白人達の思うようにはいきませんでした。一番大きな理由は日本が現地人に対し教育を施したり、武器の扱い方を教えたりしていたことです。有色人種は奴隷にされているのが当たり前だった世界において、日本は日露戦争に勝つ事でこれが間違いである事を証明しました。
さらに大東亜戦争を戦う中で次々と白人国家を東南アジアから追い出していきました。こうした日本の背中を見た東南アジアの人々が同じ有色人種の日本にできて我々にできないはずがないと考えるようになり民族意識が高まっていきました。この意識改革こそが独立への一番大きな力となっていたわけです。

 また、日本の敗戦後も大東亜戦争の理念を信じて現地で独立戦争を一緒に戦った多くの元日本軍兵士がいた事も彼らの心の支えになりました。インドネシアは3年半も戦って80万人以上の死者を出していますし、ベトナムに至っては15年もの間独立戦争を戦い抜いています。ホント頭が下がりますよ。
日本が負けた結果、植民地が解放されて独立を喜びましたなんて生易しい話は存在しないんですよ。

【カラーで見るインドシナ戦争】第一次インドシナ戦争

1926年からバオダイ帝が即位します。フランスへの留学経験もあるバオダイ帝は、第二次世界大戦後の1945年まで着任しました。着任後も留学してたバオダイ帝。1932年にフエに帰国し、国民の自由を保障する政治改革を考案しますが、保守派の反対もあり断念しました。

バオダイ帝が目指した政治は、今の日本国憲法によく似たものです。やがて日中戦争が勃発。そのとき日本軍は、ベトナムからの輸送ルートを遮断して中国に不利になるよう、フランスが占領していた地に乗り込みます。

その後、日本軍はベトナムに駐屯し、フランスと協力し合って統治しました。やがて明号作戦を発動。これは日本軍がフランス軍に攻撃し、実質的な支配を納めたんです。

この作戦を機にバオダイ帝はベトナム帝国を宣言し、無事独立を果たしました。やっと独立を果たしたグエン王朝ですが、数ヵ月後に太平洋戦争で日本が敗戦。直後の1945年8月17日、「ベトナム八月革命」が起こり、ベトナム帝国は滅亡しました。

崩壊した後、ベトナム民主共和国が誕生。バオダイ帝は、このタイミングでフランスへ亡命し、余生をフランスで過ごしました。

Related posts