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国籍不明の国会議員が多数いる国
日本ではおかしな事に国会議員選挙に立候補した人や、国会議員の国籍を知る権利が有権者や国民にない。
総理大臣といったって、そいつが本当に日本人なのか本人しか知らないし、証明する責任も無い。
戦前の日本では(朝鮮人を除いて)居住しているのは日本人だけで、疑問の余地はなかった。
仮に明や唐や百済の子孫だったとしても、どうでも良い事だったので、国籍を調べる必要がなかった。
だが今は在日韓国人の帰化人を初めとして、国籍が変わった人や2重国籍の人がいる。
そうした人が地方議員や国会議員に立候補したり当選しても、有権者に説明義務が無い。
国籍はその人の最も基本的な情報で、有権者には知る権利があると思うのだが、一般的にはそう思われていません。
政治家の中には帰化や2重国籍疑惑をもたれている人が大勢居るが、確認する方法がない。
個人情報として保護されているが、日本の総理大臣になろうとする人の、国籍が不明というのは有権者を愚弄している。
安倍晋三や麻生太郎だって、実はどこかの国から帰化した外国人だったかも知れない。
2重国籍を認めるか認めないかとか、差別かどうかという前に、国会議員なら生まれてからの国籍を証明する義務があるのではないだろうか?
アメリカでは2008年にオバマ大統領が当選したとき、国籍が大問題になりました。
オバマの出生証明書
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日本の総理大臣は外国人だった?
オバマの父親はケニアからの移民で、オバマはハワイで生まれたが、米国憲法では「米国で生まれた米国人しか大統領になれない」と決められている。
生まれた後で米国に引っ越して国籍を取得した人は大統領になれないので、どこで生まれたのかが大問題になった。
アメリカには戸籍制度が無いので、役所はどこで誰が生まれたのか把握しておらず、病院の証明書が証拠になった。
だが「証明書を偽造したのではないか」という疑問が対抗勢力から出たりして、現在も時々この議論が出てくる。
オバマの母は白人で、オバマの父の黒人と離婚したあと、インドネシアに引っ越して、インドネシア人と結婚している。
両親共に結婚と離婚、引越しを繰り返したので、兄弟でも肌の色が違い、国籍も違うようです。
こうした事からオバマの国籍に疑惑が生まれ、米国生まれの米国人だと証明するのに苦労しました。
ところが日本では、国会議員でも総理大臣でも、出生や国籍を証明する義務は、法律上ないのです。
そしてネット上では「XXXXは本当は日本人ではない」という噂やデマが虚実混合で流布しています。
例えば菅直人、鳩山由紀夫、小沢一郎、土井たか子などの野党政治家は、必ずと言っていいほど「元外国人疑惑」がもたれています。
「あの政治家は韓国の済州島出身で、その証拠に毎年韓国に里帰りして墓参りしている」という調子です。
こういう事は本人のためにも良くないし、親の国籍も含めて、有権者が真実を知る権利を定めたほうが良い