「名こそ惜しけれ」~鎌倉武士の生き方

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司馬遼太郎の国のかたちの放送があった。農民から生まれた鎌倉武士の成り立ちが日本人のDNAに大きな影響を与えた。名を惜しむと言う高い倫理観は人間の芸術品とも言える日本人を育てた。公の為に骨身を惜しまない。その武士の魂が明治の近代化を推し進めたと分析する。

日清、日露の戦いの勝利も武士の精神が発揮され、小さな日本が大国に伍していく様を坂の上の雲で描いた。日清、日露は大陸への侵略と見ていた当時の軍国主義批判の見方を変え、その逞しさに視点を当て明治の人の素晴らしさを世に広めることになった。

ところが日露戦争が終わって満足のある講和ができないと知った民衆が日比谷焼き打ち事件を起こしてからおかしくなったと言う。そして統帥権の乱用により日 本は画一的な人間集団となってしまい、戦いにも敗れた。しかし大東亜戦争は日清、日露とは遥かに巨大な敵、欧米諸国、中国と対峙させられたのだ。

e1f55be6戦後は個人の自由が謳歌されるようになり、こんな素晴らしいことはないと。自虐史観と戦後体制を賛美する司馬史観。司馬史観の世の中に与えた影響は計り知れない。

今では大東亜戦争はアメリカとコミンテルンの陰謀によるものであり、軍が暴走したのではなく我慢に我慢を重ね、已む無く戦争に引き込まれていったことが明らかになっている。

戦後は様々な形で国力を削ぎ取られ、国歌も歌えない愛国心のない人間になっている。公は会社へと移り、家庭はバラバラ。この平和は大東亜戦争で戦ってくれた人のお陰と言う視点がない。

司馬史観の功罪を明らかにし、真の歴史が語られる努力を我々自身でしていかねばと思う。

コメント
Hiro Ishida
Hiro Ishida い つも投稿ありがとうございます。当時の日本人は良く頑張ったと思いますよ。そう、日比谷焼き討ち事件辺りから当時のマスコミも日本社会も限界あったので しょうか。コミンテルンの陰謀は、司馬遼太郎さんの頃は勿論、ソ連崩壊まで知り得なかったので、米国との陰謀と言うより、日本も米国もユーラシア大陸に疎 い島国で、お互い甚大な犠牲を払った同じ「被害者」と見て良くありませんか?この辺り、Max先生の二次会で美味しい酒呑みましょう!

Fumiko Fukazawa
Fumiko Fukazawa 命おしむな名こそおしめ♬
俵星玄蕃の歌詞にあるますよね〜

古田 修治
古田 修治 大和魂の根本が鎌倉時代には十分育っていた!ですね、同感!

澤間 譲治
澤間 譲治 司馬遼太郎の歴史を観るメガネは日露戦争以降、特に昭和について観る時、明らかに曇っていたと思いますし、古代、特に神話や天皇と言う存在が隅に追いやられている様に思われます!!

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